【日本ハム】万波中正 レギュラー自覚満タン!…キャンプ初日から全開50スイング「目が離せない選手になりたい」
スポーツ報知
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2024.2.2(金) 07:49
日本ハムは1日、沖縄・名護と国頭でキャンプインした。新庄剛志監督(52)が唯一「レギュラー」と明言した万波中正外野手(23)は、初の全試合フル出場を目標に「一挙手一投足、目が離せないような選手に」と宣言した。
照りつける太陽の下で、ひときわ存在感が光った。全身からは風格が漂う。万波は責任感を胸に、プロ6年目のキャンプを始動した。年明け初の屋外フリー打撃では強い逆風が吹く中、50スイングで計3発。気温24度のグラウンドで初日を終え「風がある中でしたけど、サク越え以外でもいい打球が多かった。打撃に限らず、初日からかなり動けていた」と充実の汗を拭った。
キャンプイン前日。新庄監督から現時点でただ一人のレギュラーと明言された。「うれしく思ったのと同時に一人だけそういう立場で重圧、不安、緊張感もすごくある。これからもレギュラーでいたいので避けては通れない感情だし、真っ正面からぶつかりながら最大限の準備をしていきたい」と気が引き締まった。
昨季はキングと1本差の25発を放ち、ゴールデン・グラブ賞とベストナインを初受賞。初日の動きを見た指揮官は「日本を代表する選手になれる素質はかなりある。あとはもう任せます」と期待を込め、若きスラッガーも「全試合フル出場を最低ラインに。それがレギュラーかなと思う」と力強く応えた。
準備も万全だ。以前から鼻づまりに悩まされていた23歳は沖縄に「鼻うがいセット」を計300個持参。「ジムのトレーナーさんに教えてもらって感動して。マジで気持ちいい」とストレスを撃退してキャンプに挑んでいる。主軸として40発を狙う今季。「プロに入った時から圧倒的な存在の選手に憧れていた。球場で一挙手一投足、目が離せないような選手になりたい」。「新庄剛志」も認める若きスラッガーが、2年連続飛躍でスター街道へ突き進む。(堀内 啓太)
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