西武・豆田泰志、昨年5月に由伸クイックのモノマネで防御率激変、激戦区の救援で新人王狙う
スポーツ報知
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2024.1.31(水) 13:30
プロ野球は2月1日、10球団(オリックスは2日、西武は6日から)が各地でキャンプインし、3月29日の開幕戦へ向けてスタートを切る。スポーツ報知の各球団担当が、一芸に秀でた期待の選手「光る君」を紹介。今季、大河級のドラマチックな活躍なるか。ぜひご注目ください。
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ボールが光の筋のように尾を引いてホップする。身長173センチながら最速151キロの伸びのある速球を武器に、西武の4年目右腕・豆田泰志投手(21)が狙うのは試合終盤の“勝ちパターン”入りと新人王だ。
育成3年目だった昨年5月、ドジャース・山本のように左足を高く上げずステップするフォームに変えたことが奏功。7月に支配下登録されると16試合に登板して1セーブ6ホールド、防御率0・59を記録。試合終盤のリードした場面でもマウンドを任されるようになった。「中継ぎになったこともきっかけになったのですが、フォームを変えたことも安定につながったと思います」。投球の幅を広げようとフォークボールの習得に励む。
ソフトバンクから甲斐野が移籍して救援陣は激戦区となるが、譲る気持ちは少しもない。「オープン戦でいい成績を残して1年間投げ続けたい。資格もあるので新人王も狙っていきたいです」。光り輝くシーズンにするつもりだ。
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