プロ野球は２月１日、１０球団（オリックスは２日、西武は６日から）が各地でキャンプインし、３月２９日の開幕戦へ向けてスタートを切る。スポーツ報知の各球団担当が、一芸に秀でた期待の選手「光る君」を紹介。今季、大河級のドラマチックな活躍なるか。ぜひご注目ください。

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　オリックス・斎藤響介投手（１９）は謙虚な目標を設定した。「今年はまず、１軍で１勝」。高卒２年目の最速１５２キロ右腕。「一つ一つの目標をクリアしていった方が、やりやすい感じはあります」と着実に力を蓄えるつもりだ。

　昨年９月２６日の西武戦（京セラＤ）でプロ初登板初先発し、４回２安打無失点。「大事に、大事に…」と７３球で交代した中嶋監督は、しっかりと成長を見守ってきた。昨季は２人で２７勝、２９４回１／３を稼いだ山本（ドジャース）と山崎福（日本ハム）が抜けた先発陣。宮城、山下らに続く候補として「斎藤響介」と書き加えた。

　同学年の日高がＦＡの人的補償によって広島へ移籍した。「暖己（あつみ＝日高）はすごく優しかったし、悲しいなと思います」と惜しみつつも気持ちを切り替え、ライバルとして刺激し合うつもりだ。絶対的エースからも「ネクスト由伸」に指名された俊鋭。１勝で終わるはずがない。

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