日本ハム・清宮幸太郎内野手（２４）が２９日、沖縄・名護での先乗り自主トレでアクシデントに見舞われた。ウォーミングアップ中に左足を痛め、検査のため病院へ直行。最終的には３０日に判断されるが、キャンプインを前に１軍を離れる可能性が高まった。

　球場に悲鳴が響いた。「うわっ…」。右翼付近でアップ中だった清宮が突如、グラウンドに倒れ込んだ。左足首付近をおさえると、地面に顔をつけたまま数十秒間うずくまった。一時立ち上がれず、トレーナーが担架を持って駆けつける緊急事態。数分後、足を引きずりながら何とか自力でベンチ裏へ下がったが、約５０分後に病院へ。トレーナーは「まだ何とも」と話すにとどめたが、患部は左足の「膝から下」と説明した。

　昨季は出場９９試合で１０本塁打に終わり、今オフは米トレーニング施設「ドライブライン」へ“武者修行”。２３日からの先乗りでは弾丸ライナーでバックスクリーンにたたき込むなど、フリー打撃で快音を連発し「いい感じで来てます」と充実の表情を浮かべていた。７年目の飛躍、そして「４０発超え」を目標に掲げていた中、球春到来直前に清宮を悲劇が襲った。

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