楽天の荘司康誠投手（２３）が２７日、楽天モバイルに隣接する屋内練習場で自主トレを公開。年明けに米シアトルのトレーニング施設「ドライブライン」で学んだことを明かした。２年目を迎える右腕は、主戦として投げ抜く覚悟を示し開幕投手に照準を合わせた。

　タイミングもよかった。荘司は渡米の理由を「ずっと行きたかったんですけど、ちょうど飛行機が格安で」と笑った。トレーナー２人を伴い現地で８日間、トレーニング法を吸収し「踏み込み足のつき方、使い方」という課題も洗い出した。

　先発の軸を担う自覚もある。則本が抑えに転向し、「遅かれ早かれ、こういうポジションはやるものだと思っていた。その時期が早くなっただけ」。開幕投手についても「今はそこに合わせてというイメージでやっている」と語った荘司。近未来のエースとして、２年目を飛躍のシーズンにする。（山口　泰史）

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