ロッテドラ1・上田希由翔、学生時代はサードが主戦場も「どこでも守れるように…」〜24日のロッテ浦和〜
ベースボールキング
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2024.1.24(水) 17:06
サードでノックを受けるロッテ・上田希由翔[撮影=岩下雄太]
◆ ロッテ浦和での新人合同自主トレ最終日ロッテの新人合同自主トレが24日、ロッテ浦和球場で行われた。
ロッテ浦和球場での新人合同自主トレ最終日となったこの日は、ウォーミングアップ、キャッチボール、ノックなどで汗を流した。
ドラフト1位・上田希由翔(明治大)は新人合同自主トレを「(キャンプに向けて)しっかり準備できた」と振り返り、「石垣島で緊張感持って、キャンプに向けてしっかりやっていきたいと思います」と話した。
上田は1月16日など新人合同自主トレ期間中、午前中の練習が終わった後も、一人室内練習場でマシンを相手に打ち込む日もあった。「(個人で練習した日が)多いかどうかはわからないですけど、全体の中では短い時間でしかバッティングができなかったので、追加で打つことは多かったと思います」と振り返った。
2月1日からはプロ野球選手として、新人選手を含めた2年目以降の選手たちとの競争が待っている。大学時代はサードで出場することが多かったが、ロッテのサードには今季からコンバート予定の中村奨吾、昨季はサードでチーム最多の101試合に出場した安田尚憲などがいる。
「サードがメインになるとは言われているんですけど、どこでも守れるように準備はしっかりしていこうと思います」と意気込んだ。
◆ 2年目以降の選手たちは?
2年目以降の選手たちも、ロッテ浦和球場でトレーニングを積む選手が多かった。
菅野剛士はキャッチボール、ライトのポジションでノックを受ければ、小野郁、横山陸人、秋山正雲はグラウンドでキャッチボール。
中森俊介と古谷拓郎などはブルペンに入り、捕手を座らせて投げ込み。中森は振りかぶって投げたり、セットポジションから投げたりし、変化球を交えて長い時間、投げ込みを行っていた。古谷も捕手を座らせ、変化球を交えて熱のこもった投球を披露していた。
春季キャンプも目前に迫り、2年目以降の選手たちも最終仕上げに入っているように感じた。
取材・文=岩下雄太