【西武】与座海人が自主トレを公開「チームに必要とされる存在に」

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2024.1.22(月) 08:15

郷里の沖縄での自主トレで鍛える西武・与座海人投手

 西武・与座海人投手が22日までに沖縄・宮古島での自主トレを公開した。

 ゆるやかに流れる海からの風、まぶしいくらいの陽光に郷里の素晴らしさを実感していた。「沖縄で初めてじゃないかな、こんな長い期間。小さい頃から味わってきた感じがしみじみと来ていますし、いい環境だなと思います」。今年から高橋、平良らが恒例にしているトレーニングに参加。那覇市出身ながら、沖縄に腰を据えての自主トレは初めてだという。

 一昨年の10勝から昨年は2勝止まり。再びの浮上を目指すサブマリンはフォームの見直しに着手した。「(体重が右の)軸脚に乗っていない。先に上半身がいってしまったりしていたので、一個一個修正しています」。下半身と上半身が連動するように心がける。

 20日の練習ではラプソードを使って球速、回転数などをチェック。球速は140キロを目標に掲げる。「マックスは更新したいですね。できれば140は投げてみたいですけど。一個一個つなげていきたい」。150キロ前後の球速は珍しくなくなっているが、下手から浮き上がってくるような140キロを投げられるようになれば間違いなく打者を幻惑できるはずだ。

 今季も競争が激しい先発陣。高橋、今井、平良、隅田に松本、新人左腕の武内ら競争相手は多いが、与座は球界でも数少ない下手投げというメリットを武器にできるはずだ。「1年間ローテーションで回って規定投球回数を投げたいですし、勝ち星が先行する投手がチームに必要とされる存在になると思います」。慣れ親しんだ青い空と青い海に意を新たにしていた。

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