西武・羽田慎之介投手が２２日までに沖縄・宮古島で行っている自主トレを公開した。

　「暖かい所で自分たちも走り出しています」。昨年に続いて高橋、平良らの自主トレに参加している羽田は独特の表現で意気込みを表した。“和製ランディ・ジョンソン”と呼ばれる１９１センチの長身左腕。球速１５７キロの最速をさらに上げようと高橋、平良らの影響を受けてサイズアップを図っている。「基礎的な体重を増やしてパワーを上げて、姿勢を正すとか力がちゃんと入る状態にすることを目標にしています」。１年前８４キロだった体重は９６キロに。「ちょうどいいあんばいになるまで増やし続けるように」と目標を掲げた。

　スピードへのこだわりは強い。「１６０キロ投げたら、なんか面白いですよね」。昨季はイースタン・リーグで８試合に登板して１勝２敗、防御率２・１５。この自主トレで最年少の２０歳はいじられキャラで雰囲気を和ませていた。飛躍の３年目。面白いことを起こしそうな予感を漂わせている。

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