【西武】高橋光成、入団時から22キロ増! NPB日本人投手最重量112キロボディーで自己最速160キロ目指す

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2024.1.21(日) 06:05

宮古島で自主トレを公開した西武・高橋光成投手(カメラ・秋本正己)

 西武・高橋光成投手(26)が20日、沖縄・宮古島で自主トレを公開し、体重が112キロまで増えたことを明かした。現役のNPB日本人投手では最重量。自己最速158キロの右腕は“メジャー仕様ボディー”で160キロ到達を目指す。

 Tシャツが今にもはちきれそうな盛り上がった胸板に肩回り。高橋は「112キロ。やっと110キロ台になりました」とムキムキのボディーを誇示した。ウェートトレーニングの成果もあって昨年から7キロ増。2015年の入団時(90キロ)から実に22キロの増量で、100キロ台とされるドジャース・大谷をも上回る体を手に入れた。

 「大谷さんと直接会ったことはありませんが、まだまだいけるんじゃないかな」。バーベルを膝の上まで持ち上げるデッドリフトはこの日、自己最高の240キロを記録。食事も1日5回に分けて良質なタンパク質を摂取するなど、土台づくりにも気を配る。

 肉体改造で目指すのは、球速アップとけがをしない体づくり。「シーズンは長いのでタフでないといけない。(最速は)160キロ、平均で153、4キロはいきたいです」と目標を掲げた。投球フォームもしっかり体重が乗るように右脚の使い方を改良。「軽く投げた感じでもいい感じがある」と手応えをつかんでいる。

 昨季まで3年連続で2ケタ勝利を挙げながらタイトルとは無縁。「全部取りたいですね。とんでもない数字を出して、すべてを支配するくらいの気持ちで。僕が中心になって投手陣を引っ張って絶対に優勝したい」。5年ぶりのV奪回を経て、かねて希望するメジャーの舞台へ。エースはまだまだ大きくなる。

(秋本 正己)

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