【西武】隅田知一郎が自主トレ公開 ドロップカーブを習得へ「もっと三振を取りたい」

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2024.1.19(金) 17:12

鴻江寿治トレーナー(右)の指導を受ける西武・隅田知一郎投手(カメラ・秋本 正己)

 西武・隅田知一郎投手が19日、福岡県内で行われていたトレーナーの鴻江寿治氏が主宰する「鴻江スポーツアカデミー」のキャンプを打ち上げた。

 ルーキーイヤーで1勝だった白星は、2年目で9勝に。昨年のこの自主トレで、腕を主体にした上半身から始動するフォームに改造したことが奏功した。2ケタ勝利を狙うべく今年も同僚の大曲、今井らとともに“鴻江キャンプ”に参加。練習初日となった17日にはさっそく鴻江氏のアドバイスを仰ぎ、手取り足取りの指導を受けた。「去年やっていることが成果として出てると言っていただきました。腰の右側で(動きを)コントロールすることで粘りが出て腕が振られるみたいな感じなので、そこ(上半身と下半身)のねじれを作るためのポイントを」と説明した。

 1年目と2年目のフォームの違いについては「1年目はまっすぐ立とうとしすぎて(体が)反っていたんですけど、多少こう猫背になって腹筋に力が入って投げられるようになった。球数も投げられるようになりましたし、負担も変わってるんで、そこが違うんじゃないかなと」と説明した。

 隅田といえば大きく落ちるチェンジアップが代名詞だが「極論は真っすぐとカーブで抑えたい」と理想を掲げる。そこで持ち球のカーブをドロップのような変化にしようと取り組んでいる。「ブレーキをきかせてもっと落としたい。カーブで三振を取りたいです。チェンジアップ、フォークだけじゃなくて、もう1個決め球になる球が欲しいなと」と説明。工藤公康氏が現役時代に投げていた大きなカーブを理想として追い求めながら、飛躍の3年目にする。

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