ロッテの２年目左腕・高野脩汰投手が１５日、長崎市内で行われたソフトバンク・和田らとの自主トレを公開した。“和田塾”初参加となったが「きついとはきいていたが、想像以上にきつい。きついんですけど、それ以上に得るものは大きいです」と、爽やかな笑顔を見せた。

　今回の合同自主トレを通し、「腹圧を鍛える動作のトレーニングが多いですけど、自分は腹筋も弱くて、あまり今までの野球人生で特に意識していなかった。和田さんが一つ一つ説明してくれた」と、腹圧の重要性を認識。課題である制球力向上への期待も大きく、「（投球時に）体が傾いて、うまく体重移動できずにリリースがぶれて、制球が定まらないで崩れるパターンがあった。そこを腹圧で意識して投げることで再現性があがる。正しいフォームを繰り返し、何球も投げるために大事なポイントとして腹圧を高めるというのがある」と語った。

　この日、絵馬には「１試合でも多く一軍で活躍する」と決意。１８３センチの長身を生かしたダイナミックな投球フォームの高野は、１年目の昨季は７試合の出場で防御率は１・６４。飛躍が期待される２５歳は、２年目シーズンで１軍定着を狙う。

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