【西武】隅田知一郎、初対面だったソフトバンク・和田毅に懇願して自主トレ参加“腹で投げる”極意学ぶ

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2024.1.15(月) 12:00

ソフトバンク・和田毅が主催する自主トレに参加した西武・隅田知一郎(カメラ・田中 昌宏)

 西武の隅田知一郎投手が15日、長崎県営野球場で自主トレを公開。昨秋、自身の地元・長崎で合同自主トレを主催しているソフトバンク・和田毅投手に“チーム入り”を懇願して快諾されたことを明かし、“和田愛”を吐露した。

 42歳でも第一線で活躍する和田の「根拠のある練習」を伝え聞き、興味を持った。「初対面だったんですけど(昨秋に)僕の方からあいさつさせていただいて『自主トレ参加させていただけないでしょうか』と言いました」。さわやかな笑顔でOKを得たという。

 「球界を代表するレジェンド、超人。近くで感じたい気持ちがありました。和田さんはこれからもやられると思うんですが、いつやめられるか分からない。現役のうちに聞いときたいことを1日でも早く聞きたいと思って参加させていただきました」

 和田には今回の自主トレで腹部の体幹を鍛えるよう薦められている。「スミって呼ばれてるんですが『スミはもっと腹を使って投げられるんじゃないか』と言っていただいている。『今、腹を使わずとも投げられるってことは、使ったらもっといい投手になれるんじゃないか』と言っていただいたので…」と話してから少しタメを作って「腹を使います」とささやいて報道陣を笑わせた。

 14日は同球場で長崎県の少年少女を対象にした野球教室で“先生”を務めた。「僕が育った長崎で野球に取り組む気持ちが(より一層)こみ上げてきました」と長崎・大村市出身の左腕。昨季の9勝から最低でも2ケタ勝利。ソフトバンク戦で白星を積み重ね、西武を優勝に導くことが、和田への恩返しになる。

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