
日本ハムのドラフト2位・進藤勇也捕手(21)が14日、自慢の強肩の愛称を“募集”した。千葉・鎌ケ谷の球団施設で行われた新人合同自主トレに参加。ノビのある送球を披露し「(名前が)まだない。試合でアピールしてこれから周りの方につけてもらえたら」と強肩で知られるソフトバンク・甲斐の「甲斐キャノン」ばりの愛称定着を思い描いた。
右腕から放たれた痛烈な白球は、低い弾道のまま空気を切り裂いた。新人同士でのキャッチボール。遠投120メートルを誇る「大学球界NO1捕手」は格の違いを見せつけた。過去にスピードガンでも147キロを計測した驚異の武器。「自信を持ってます」とうなずいた。
二塁送球1・8秒台のスローイングと正確なブロッキングが最大の長所。上武大3年時から大学日本代表のマスクをかぶるなど経験も豊富で、新人8選手の中でもひときわ落ち着いた雰囲気をまとう。この日は「取材とか結構緊張しちゃう」と本音を漏らしたが「(捕手は)自分のやりたいことがバレちゃいけない。緊張する中でもドシっとすることを意識してます」と扇の要としてのクレバーさものぞかせた。
9日から始まった自主トレは「順調」と背番号33。キャノン、バズーカ、ビーム、それとも…。開幕1軍を狙う期待のルーキーが、自慢の一芸で名前を売り込む。(堀内啓太)