西武の松井稼頭央監督が１４日放送のＴＢＳ系「サンデーモーニング」（日曜・午前８時）に出演。ソフトバンクへ移籍した山川穂高内野手の人的補償で獲得した甲斐野央投手についてコメントした。

　松井監督は「山川がＦＡでソフトバンクに行きました。その中で甲斐野投手を獲得できたってことは、うちのチームにも終盤を任せられる投手と言う意味では三振の取れる投手なので、非常に大きな戦力になってくれると思っています」と話した。

　さらに、司会の関口宏「人的補償で西武へ行くことになったって、本人は嫌なもんじゃないですか？」と問われると「どうなんですかね？　でもチームとしては本当に必要な戦力なので」と回答した。

　甲斐野は、ソフトバンクにＦＡ加入した山川穂高内野手のＦＡ移籍に伴い、規約に定める選手による補償として、西武への移籍が１１日、決まった。

　甲斐野は東洋大姫路高、東洋大を経て１８年ドラフト１位でソフトバンク入団。１年目にいきなり６５試合に登板し、２勝５敗８セーブ２６ホールド、防御率４・１４と大活躍。侍ジャパンにも選出され、１９年プレミア１２では日本の世界一に貢献した。最速１６０キロの直球に明るいキャラクターでも多くのファンから愛された。

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