【オリックス】杉本裕太郎 球団日本人初の4番で全試合出場だ「僕が安定した成績出せれば今年も優勝できる」

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2024.1.14(日) 05:00

打撃練習を行うオリックス・杉本裕太郎(カメラ・石田 順平)

 オリックス・杉本裕太郎外野手(32)が13日、沖縄県内で自主トレを公開。2リーグ制後の球団では12年の李大浩(イ・デホ)以来、日本人では初となる「4番で全試合出場」の目標を立てた。

 32発で本塁打王に輝いた21年は自己最多134試合に出場。101試合で4番に座ったが、昨季は96試合の出場で4番は7試合のみ。中嶋監督は、昨季首位打者の頓宮に4番奪取指令を出しているが、「僕が4番でずっといられるぐらい安定した成績を出せれば、今年も絶対に優勝できる」と、主砲への返り咲きを狙う。

 広島からFAで移籍した西川は左翼での起用が見込まれる。中川圭、福田、新助っ人のトーマスに加え、茶野、野口ら若手も台頭してきた。「また競争から始まる。試合に出ないと話にならない」。昨年11月に手術した左足首の経過は良好。「打撃は、ほぼ(万全)」。この日の打撃練習では、最後にバックスクリーンへ一発を放り込んだ。

 浅村の自主トレに入門2年目。「浅村さんのように、脅威になるような打者になりたい」と、3年ぶりのキングと打点王も視野に入れた。尊敬する先輩はパ・リーグ最多の1163試合連続出場を継続中。温暖な沖縄で、鉄人版のラオウに仕上げる。(長田 亨)

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