オリックスから国内ＦＡ権を行使して日本ハムに入団した山崎福也投手（３１）が８日、母校・日大三高グラウンドで自主トレを公開。ランニングや下半身トレーニング、キャッチボールなど約１時間みっちりと体を動かし「やっとファイターズの一員として少しずつ実感も湧いてきた。『やってやるぞ』と、ファイターズの優勝に何としてでも貢献するという強い気持ちが高ぶってきています。どんどん僕自身のことも覚えてほしいと思っているので、とにかく試合で結果を残して皆さんにもっと覚えてもらえるように頑張りたい」と決意を胸に汗をぬぐった。

　母校へはプロ入り後も毎年、年末年始にあいさつに訪れており「今年はこれが初めて。小倉（全由）さん、三木（有造）さんにお会いすると落ち着くというか、帰ってきたなって感じがします」とニッコリ。今オフは球威と制球力を磨くべく、股関節周りの使い方に重点を置いてトレーニングに励んでおり「何とかキャリアハイを目指して頑張っている。今年も必死に腕を振っていきたい」と初めて２ケタ勝利（１１勝）を達成した昨季を超える活躍を誓った。

　既に新庄剛志監督からは４月２日の本拠地開幕戦（対楽天）での先発を明言されており「素晴らしい試合に投げさせてもらうので本当に感謝していますし、もう今から楽しみにしています。キャッチャーも（伏見）寅威さんということで、思いっきり楽しんで試合に向かっていきたいなって思っています」と背番号１８。キャンプインまでは関東や関西を拠点に体を仕上げていく予定で「まずはケガをしないように。（１年間）しっかりと投げきりたい」と自覚をにじませた。

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