【西武】ドラフト6位ルーキーの村田怜音がバリカンを手に入寮「気合いが入ります」

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2024.1.7(日) 13:36

後輩から贈られたバリカンを手に入寮した西武のドラフト6位・村田怜音(カメラ・秋本 正己)

 西武のドラフト6位・村田怜音(れおん)内野手(皇学館大)が7日、埼玉・所沢市の若獅子寮に入寮した。

 新生活のスタートに身長196センチの大型新人が持ち込んだのは、小・中・高大の指導者、仲間が激励のメッセージをしたためた色紙と、後輩から贈られた電動バリカン。「これで気合いを入れて下さい、と。プレゼントとかもらうと気合いというか気持ちが入りますね」と声を大きくした。

 西武といえば長髪の高橋、今井をはじめ個性的な髪形の選手が多いが、高校から続けている丸刈りはプロでも続ける。「(髪が)天然パーマなので…。短い方がお金も髪の毛をカットする時間がかからないので」。これまでは店でカットしてもらっていたが、これからはちょうどいいという3ミリに合わせるように、自分で頭にバリカンを合わせていく。高橋、今井が代表のロンゲ部入りは…。「こちらの方がインパクトもあるので。僕が有名になったら考えていきたいと思います」。打ちまくってレギュラーになれば、“丸刈り部”創設も見えてくる。

 年始は三重・伊賀市にある母の実家近くの神社へ初詣に出かけ、おみくじを引いた。「4番のくじを引いたら大吉でした。4番を打ちたいので縁があるのかなと」。そこにつづられていた言葉は「ちりも積もれば山となる」だった。「自分の座右の銘だったので、いい1年になるのではないかと」と表情を緩めた。196センチ、110キロの巨体を生かしたパワーで将来の主軸打者にと期待される“レオのガリバー”。「自分がインパクトを残せるのは打撃。しっかりアピールして、こいつを使いたいと思われるような選手になっていきたいです」。高らかに打球音を奏でながら、本塁打の山を築いていく。

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