【オリックス】中嶋聡監督、頓宮裕真に4番奪取指令「もうそろそろいけるでしょ、首位打者!」

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2024.1.3(水) 05:00

オリックス・頓宮(右)と中嶋監督

 オリックス・中嶋聡監督(54)が2日、頓宮裕真捕手(27)に4番奪取指令を出した。首位打者に輝いた昨年は16試合で4番を務め、打率1割8分。「4番に入った選手の打率が非常に悪かった」と苦笑いで明かした指揮官は「もうそろそろいけるでしょ、首位打者!」と期待を寄せた。

 頓宮だけでなく、セデーニョは26試合で打率2割5分5厘、中川圭も11試合で打率2割3分8厘。「森友哉の4番はあまり考えてなかったけど、そこ(4番)のプレッシャーに勝てるのは、彼しかいない」と森をチーム最多の71試合で起用し、打率2割9分8厘、12本塁打と貫禄を見せた。

 昨季は135通りのオーダーで3連覇を達成した「試合が始まれば、4番って初回だけですから。3番が大事になる時も、2番が大事になる時もある」と中嶋監督はベストな構成を考え中だが、西川や森と「左→右→左」でクリーンアップを固定できれば他球団の脅威。本塁打王を目指す背番号44に、打線の看板を背負わせるだけの可能性がある。(長田 亨)

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