【オリックス】杉本裕太郎がリアル「ラオウ」に!?「北斗の拳」原作者の武論尊さんが許可
スポーツ報知
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2023.12.25(月) 05:00
オリックス・杉本裕太郎外野手(32)が24日、登録名「ラオウ」への変更を勧められたことを明かした。21日に都内で「北斗の拳」の原作者、武論尊氏(76)と念願の対面。「『もう一度、ホームラン王をとったり、30~40発打ったら、ラオウにしたらいい』と言われました」と照れ笑いを浮かべた。
杉本は「北斗の拳」のラオウの強さ、たくましさを敬愛することから、チームメートやファンから「ラオウ」と呼ばれるようになった。だが、「最初、武論尊さんが僕を知った時『年俸1400万円でラオウはないだろう』と思われたらしくて(笑い)」。入団当初はプロの壁にぶつかったが、21年に32本塁打でタイトルを獲得。「北斗の拳」とのコラボグッズも球団から発売された。来季の推定年俸は7500万円と、愛称に実力が追いついてきた。
杉本はラオウに心酔するあまり、「(登録名の変更は)ラオウに申し訳ない。今すぐに変えるつもりはない」と尻込みするが、イチロー、パンチの歴史を見ても、オリックスの球団カラーにピッタリだ。
この日は阪神競馬場でカンテレ「競馬BEAT」に生出演。有馬記念の馬券は外したが、競走馬の走る姿に胸を打たれた。「ムキムキな馬の筋肉を見て、格好いいなと。僕もワクワクする野球ができるように頑張ります」。快音連発で悲願の4連覇を達成すれば、「ラオウ」の生みの親の武論尊氏からさらにお墨付きを得られることは間違いない。(表 洋介)
◆武論尊(ぶろんそん)本名・岡村善行。1947年6月16日、長野県生まれ。76歳。自衛隊に7年間在職後、72年に漫画の原作者デビュー。83年に連載スタートの「北斗の拳」が大ヒット。そのほか「ドーベルマン刑事」「HEAT―灼熱―」など。史村翔名義で「サンクチュアリ」など。17年には子どもたちの大学進学を支援する奨学金として長野県佐久市に4億円を寄付。ペンネームは米俳優のチャールズ・ブロンソンから。
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