ロッテ、場内アナウンス担当の谷保さんが最終出社日「全てを注いできた仕事」

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2023.12.20(水) 19:48

最終出社日となった場内アナウンス担当の谷保恵美さん[撮影=岩下雄太]

 ロッテの場内アナウンス担当の谷保恵美さんが最終出社日となった20日、ZOZOマリンスタジアムで最後の挨拶を行った。

 場内アナウンス生活33年。谷保さんの場内アナウンス担当一軍デビューは、91年8月9日の日本ハム戦(川崎球場)。雨の日も、強風の日も、試合があれば、ZOZOマリンスタジアムには谷保さんの声があった。1996年10月1日の近鉄25回戦(現ZOZOマリンスタジアム)から連続で球場のアナウンス担当。まさに“鉄人”だ。

 長く第一線で活躍すために準備面で心がけていたことは、「体調管理、任された仕事は完走するぞという責任それだけですね」と教えてくれた。

 場内アナウンスをする際に、決め事などあったのだろうかーー。

 「マイクの前に立ったら、明るく元気をモットーに、これだけは気をつけていました」。

 明るく元気をモットーにした谷保さんだが、しんどいな、きついなという日はなかったのだろうかーー。

 「実際には風邪をひいたり、今日は声が出ないなという日はありましたけど、気合いで乗り切ってきました」。

 最後に谷保さんにとって、場内アナウンスとはーー。

 「この仕事がしたくて球団に入りましたし、上京してきた。ここまでは全てを注いできたので、本当に試合開始から終わるまで野球の現場、声の進行係として、1試合過ごせる満足感、その想いだけで頑張ってきました。全てを注いできた仕事ですね」。ZOZOマリンスタジアム、そして千葉ロッテを支えてきた谷保さんが2023年12月20日、静かにマイクを置いた。

取材・文=岩下雄太

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