ロッテは１９日、ドキュメンタリー映画「ＭＡＲＩＮＥＳ　ＤＯＣＵＭＥＮＴＡＲＹ　２０２３　今日をチャンスに変える。」（２９日公開）の完成披露試写会を行った。ファン、関係者ら約３００人が参加。トークイベントには小島和哉投手、種市篤暉投手、藤岡裕大内野手が登場した。

　２月のキャンプから、ＣＳまでの戦いを収めたドキュメンタリー。撮影が始まった当初を振り返った種市は「まず最初に思ったのはポストシーズンとかいかなかったら、結構まずいんじゃないかという感じだったんですけど、何とか行けて、優勝はできなかったですけど、見どころはたくさんあるんじゃないかなと思います」と笑った。

　１年のクライマックスとも言える、ＣＳ第１Ｓ第３戦で延長１０回に同点３ランを放ち、“幕張の奇跡”と呼ばれたサヨナラ勝ちにつなげた藤岡は「（映画を）１０分ぐらい伸ばせた、いや５分ぐらいかな（笑い）。この映画が公開される年に、ああいう一打が打てたというのはとてもうれしく思います。“幕張の奇跡”だと思います。自分の実力で打ったとは言いがたいんで、みんなの思いが乗った一打だったかなと思います」と振り返った。

　小島は「皆さんはグラウンドで野球してる姿しか見られないですけど、その裏側の準備の部分だったりとか、そういうのもカメラが入っていたので、緊張しましたけど、ありのままの自分だったかなと思います」とＰＲしていた。

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