【ソフトバンク】山川穂高が会見 三笠杉彦GM「本人も深く反省しています。野球に真摯に向き合う姿勢を確認」

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2023.12.19(火) 14:18

入団会見に臨む山川穂高(右、左は三笠杉彦取締役GM)(カメラ・渡辺 了文)

 西武からFA移籍したソフトバンク・山川穂高内野手(32)が19日、ペイペイDで入団会見を行った。

 以下は会見冒頭の三笠杉彦GMのあいさつ。

 「山川選手の選手としての評価については、皆さんご存じの通り、侍ジャパンに選出されて本塁打王を獲得して、日本を代表する右のホームランバッターということで評価をしている。ホークスは左に近藤君、柳田君と強打者が多いですので、この打線に山川選手が加わると、より破壊力のある打線になると、山川選手を戦力として必要であると考えておりました。一方で、皆さんご存じの通り、今年は試合の出場が少なくて実戦の機会が少なかったので、我々としても10月のフェニックスリーグで視察したりして、来季しっかり戦えるんじゃないかというような評価に至っております。また、山川選手については今年5月に書類送検をされ、8月に嫌疑不十分ということで不起訴処分になりました。我々としまして本事案に関しまして、山川選手本人と山川選手の代理人、可能な範囲で多方面の聞き取りを行い、不起訴となった経緯について理解を深めました。不起訴になったことの調査をもらったのですが、本件は不貞行為に端を発していることで、本人も深く反省していますし、今後は家族の理解とサポートを得ながら、野球に対して真摯(しんし)に向き合う姿勢と気持ちを確認をしています。この大前提があった上で、山川選手の野球選手としての能力を評価し、当球団にとって必要な戦力であると判断した結果、球団の交渉を行い、本日の発表となりました。最後に福岡ソフトバンクホークスとしましては、現在も啓蒙活動や研修などは定期的に行っていますが、行動規範の作成や相談窓口の強化、啓蒙活動のさらなる強化をソフトバンクグループのコンプライアンス部門と連携しながら、強化をしていきたいと考えています」

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