オリックス・宇田川優希投手が１９日、大阪・舞洲の球団施設で契約更改交渉に臨み、３１００万円増の４８００万円でサインした（金額は推定）。「前半苦しんだ部分があったけど、後半しっかり投げてくれた、と。それで評価していただきました」と納得の表情を浮かべた。

　３年目の今季は４６試合に登板し、４勝０敗２セーブ２０ホールド、防御率１・７７。３月のＷＢＣ世界一に貢献し、４月下旬には上半身のコンディション不良で２軍降格もあったが、６月中旬以降は貴重なセットアッパーとして奮闘した。

　今年は体重１００キロ超で春季キャンプに入り、減量を課された。それだけに、１１月下旬の優勝パレードで対面した中嶋監督からは「太んなよ」とくぎを刺されて苦笑い。食事に気をつけるなど、コンディション維持に努めているという。

　将来的な守護神にも意欲を見せつつ、「１軍で完走して、ホールド数はチームトップでいきたいと思っています」と力を込めた。

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