オリックス・山岡泰輔投手が１１日、大阪・舞洲の球団施設で契約更改した。７２００万円とみられた今季年俸は８０００万円だったことが判明し、１０００万円増の９０００万円でサイン（金額は推定）。「いい評価をしていただきました。先発も中継ぎもやって大変だったけど、頑張ってくれたと言ってもらいました」とうなずいた。

　今季は開幕ローテ入りしたが、７月上旬までに１２先発し、１勝１敗と勝ち切れず、同中旬から中継ぎに配置転換。勝ちパターンの一角を担うなど、そこからは１８試合でリリーフ登板して、１勝０敗３セーブ８ホールド、防御率１・１９と結果を残した。「難しいシーズンでしたが、すごくいい経験ができた。楽しかったなとは思っています」と振り返った。

　球団との話し合いでは、「（球場の）お風呂にテレビをつけてほしい」と珍要求。もちろん、リラックスが目的ではない。試合終盤の登板に向けての準備段階で、お風呂に入る際に「ロッカーにいないとチームの試合の状況がわからない。お風呂にテレビがあれば、試合を見ながら、そわそわせずに準備できる。僕だけかなと思ったら割と（同じ意見の）他の選手もいて」と説明。球団からは「『配線の関係もあるし分からないけど、他の選手からも結構、要望が出ているから、検討はする』と言ってもらいました」と返答があり、感謝した。

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