【オリックス】平野佳寿「少しでも近づけたら」目標は岩瀬仁紀氏のNPB歴代最多1002試合登板

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2023.12.11(月) 05:30

会見を行う平野佳寿(カメラ・義村 治子)

 オリックス・平野佳寿投手(39)が10日、大阪・舞洲の球団施設で契約交渉に臨み、現状維持の2億2000万円プラス出来高でサインした。日米通算250セーブで名球会入りし、来季が2年契約最終年。3月に40歳を迎える守護神は、新たな目標にロックオンした。

 「岩瀬さんに少しでも近づけたら、僕はうれしい」。投手として試合数にこだわり、日米通算835試合登板。同じ抑えで、名球会の先輩でもある岩瀬仁紀氏は、中日一筋でNPB歴代最多の1002試合に登板している。大台の1000試合まで165。「モチベーションにして頑張りたい」と「岩瀬超え」も視野に入れる勢いだ。

 大リーグからオリックス復帰後、3年間で計136試合。4年は要するペースだが、平野佳の意志は強い。「ただ投げるだけでは、若手にスイッチされる年齢に来ている」。あくまで登板数と結果はセット。球団側からも、可能な限りの後押しを約束されたもようだ。

 この日は大谷がドジャースと契約合意。元メジャー組として「すごい。日本でも米国でも、一緒にプレーできたのは光栄」と刺激ももらった。「40歳やから頑張ってるなと、温かいまなざしで見てもらえたらうれしい」。同学年の現役は栗山、中村(ともに西武)だけ。不惑を前に、心技体で充実している。(長田 亨)

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