【現役ドラフト】ソフトバンク、日本ハムの変則左腕・長谷川威展を獲得 水谷瞬が日本ハムへ

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2023.12.8(金) 17:04

長谷川威展

 出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化させることを目的とした「現役ドラフト」が8日に行われ、ソフトバンクは日本ハムから長谷川威展投手が加入、水谷瞬外野手が日本ハムに移籍すると発表された。

 水谷は石見智翠館(島根)から18年ドラフト5位で入団。5年間で1軍出場はないが、今季2軍では83試合で2割5分9厘、4本塁打、35打点だった。球団から電話があった時は自宅にいたといい「今日が現役ドラフトの日ということは分かっていたので、そこまで動揺はなかったかなと思います」。日本ハムは同じ右打ち外野手の万波ら若手の大砲が在籍。「年代の近い選手が主力として出てるイメージがあります。(新庄監督は)テレビとかで見る感じではすごく明るい方なのかな」と笑った。一方で、今季2軍監督だった小久保監督の下で来季の活躍を思い描いていた。「小久保さんの野球をやってみたいという気持ちがあった中で残念な気持ちはあるんですけど、来季恩返しができたら」と明かした。

 変則左腕の長谷川は金沢学院大から21年ドラフト6位で日本ハム入団。1軍では今季9試合の登板にとどまったが、2軍では8勝を挙げて最多勝に輝いた。新戦力のリリーバー。ソフトバンク・三笠GMは「左の中継ぎとしてね。我々はあまり層が厚くないところですので、チャンスがあると思います」と期待した。

 昨年12月に続く第2回開催。各球団が2選手以上をリストアップし、必ず1人以上の入れ替えが実現するルールだ。第1回との変更点は1人に限り可能な「年俸5000万円以上1億円未満の選手」をリスト入りさせた場合、5000万円未満の選手も追加し、計3人以上を指名可能選手とすること。低年俸の選手が2人以上いることで、他球団がより獲得の手を挙げやすく改訂された。

 ソフトバンクは古川侑利投手(今オフ戦力外→育成再契約)に続き、2年連続で日本ハムから選手を獲得した。

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