【日本ハム】野村佑希が1500万円増の4800万円で更改「4番を取り返したい」5年目は13発、43打点

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2023.12.5(火) 17:45

愛称「ジェイ」にちなんでJポーズを決める日本ハム・野村佑希(カメラ・堀内 啓太)

 日本ハム・野村佑希内野手が5日、エスコンフィールドで契約更改を行い、今季の年俸3300万円(金額は推定)から1500万アップの4800万円でサインした。

 高卒5年目の今季は「開幕4番」を勝ち取り、開業初年度となった本拠地・エスコンFで記念となるチーム初アーチを記録。自身初めて100試合以上(125試合)に出場し、打率2割3分6厘、キャリアハイの13本塁打、43打点をマークした。来季に向けては「4番を取り返す」と宣言。会見での主な一問一答は以下のとおり。

* * * * * *

ー―球団から特に評価された部分は

「今年に関しては離脱することなく試合数はしっかり出られたので。そこを評価してもらいました」

―自身ではどう感じた?

「ケガしなかったことが数字に出てよかった。去年と同じ完走というか」

―エスコンでのチーム初ホームランもあった。今季を振り返って

「『4番として』というのを強く思ったシーズンで、最初チームとしての初ホームランも打てた。最初の記録を打つことができたんですけど、シーズン終盤から4番を外れて。なかなか苦しいシーズン、反省の多いシーズンでした」

―収穫は

「色々やられ方、自分がダメな部分はわかった。そこは反省したいなと。シーズン中ブレたものが(あった)。来シーズンはブレずに1年間戦いたいなと思います」

―強化したい部分は

「もう一度自分が大事にしていたもの、バッティングにおいて大事にしていたものを取り戻す。あとはどうしても『4番として数字を残さなきゃ』というのに目がいっていた。過程というかチームに関しても目を向けて、凡打であったり打てなくてもしっかり克服して反省できるように。1年間で成績を残せるようにしたい」

―同期からの刺激は

「万波があれだけの活躍をしましたし、お互い負けたくないという部分をもってやっていたので。来年は一緒に活躍できるようにやっていきたい」

―先輩の清宮を含めてクリーンアップへの思いは

「鎌ケ谷の時から『3人でクリーンアップを打って活躍する、チームを勝たせる』という話をしてきたし、やっぱり3人で打たなければチームは上に上がれない。引っ張っていけるようにしたい。3人でタイトルとか争えるような結果を残したいと思います」

―来季の目標は

「本当に4番を取り返すのが、僕自身一番あります」

―4番にこだわりを持つ理由は

「一つは最初に僕が入団時に立てた目標でもありますし。今年一年間打つことができずに、下位打線もたくさん経験して、なかなか4番に戻ることができなかった。より一層『そこで活躍したい』っていう気持ちが強くなった。なんとかして4番を取り返したい」

―打線の花でもあるが「4番」とは

「数字で言ったら打点を稼ぐ人じゃないですか。あとはもう信頼できるバッター」

―今季はさまざまなポジションを守った。守りたい位置は

「最終的にサードで出られるように。オフシーズンはもちろんどのポジションもできるように練習はしてくるんですけど、最終的にサードに戻れるように。打席でまずは信頼を得たいというのが1番かなと」

―侍ジャパンに追加招集されて得たもの

「打席での考え方とかいろいろ聞けたので。しかも気になっていた(DeNA)牧さんだった(阪神)森下も。佐藤輝さんとかもいろいろ聞けたので本当に学べたというかいい時間だったなと思います」

―誰と1番仲良くなった

「同級生は仲良く、元々知っていたっていうのもあったんですけど。最後の方は西武の古賀さんがよくご飯に連れてってくれた。先輩なので仲良くなったって言っていいのか分からないですけど、よくしていただきました」

―昇給分で買いたいものは

「引っ越し資金ですね。色々お金がかかるんで、そこに充てたいなと思います」

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