【オリックス】社会人の新人3選手に背番号「90」台 その意図は…編成部幹部「出世番号にしてほしい」

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2023.11.30(木) 20:54

背番号96を披露するドラフト5位・高島泰都(カメラ・石田 順平)

 オリックスが30日、大阪市内のホテルで新人12選手の入団会見を行った。今年は1位から4位までが高校生で、5位以下の3人は社会人とメリハリの利いたドラフト指名に成功。高島泰都投手=王子=、古田島成龍投手=日本通運=、権田琉成投手=TDK=の背番号は「96」「97」「98」と90番台がそろった。

 チームの支配下選手で最も大きな背番号は杉本裕太郎外野手の「99」。杉本自身もJR西日本から15年のドラフト10位で入団し、21年に本塁打王と遅咲きの花を咲かせている。牧田勝吾編成部副部長は「杉本が代表的な例。マイナスなイメージではなく、ぜひ90番台を社会人の出世番号にしてほしい」と強調。即戦力としての期待値は高そうだ。

 今回は24年度の新人選手。育成5選手には1位の寿賀弘都投手=英明=から順に「041」「042」「043」「044」「045」と「4」にちなんだ背番号を与えた。2020年度以降、新入団選手も「00○」「01○」など2ケタ目を年度別に数字を統一しており、牧田副部長は「誰が支配下に上がったとか、分かりやすくなる。モチベーションにもなると思うので」と工夫を凝らしているようだ。

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