日本ハム・吉田輝星投手とオリックス・黒木優太投手の１対１の交換トレードが成立し、２４日、両球団から発表された。

　新庄剛志監督はこの日、札幌市内で行われた球団納会後に取材対応。吉田とのトレードで獲得に至った２９歳の右腕について「僕ね、あるんすよ。ファイターズ戦で先発した時に『うわあ、このピッチャーいいなあ』と思って見てたんすよね。なんで今年投げてないのかなってすごい不思議な感じがしていて」と言及。過去の対戦から「やっぱバッターのタイミングの外し方と変化球の良さ。手元でバットの芯を外すような投球をしていた」と印象を口にした。

　黒木は立正大から１６年ドラフト２位でオリックスに入団。１年目から中継ぎで５５試合に登板したが、７年目の今季は１２登板（うち先発４戦）で１勝５敗、防御率６・５８だった。何度も「期待」という言葉を発した指揮官は「即戦力として、まあまずは先発としてやってもらって。そこからいろいろピッチングコーチ、本人と話しながら、一番彼に合った、気持ちの面でも『先発したい』というのであれば、そっちの方向でいきながら、そういう選手を大きくするのは僕けっこう得意なんで」と話した。

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