日本ハムの二刀流・矢沢宏太投手が２２日、エスコンフィールド内で契約更改を行い、現状維持の１５００万円（金額は推定）でサインした。

　今季は野手としては３７試合に出場し、打率１割７分７厘、１本塁打、４打点。投手としては２試合に登板し、２回を１安打無失点に抑えた。１日に右手有鉤（ゆうこう）骨の摘出手術を受けたが、抜糸も済み、あと１週間程度でバットスイングを再開する予定となっている。

　矢沢は「すごくいい１年だった。いろんなこと、１軍も経験しましたし２軍も、けがも経験したので、この１年がいい１年だったと言えるように頑張っていきたい」と総括。外野手を軸にプレーし「１年間通してピッチャーの方はすごい難しさを感じた。コンディションをつくるのが難しく、あんまり良い状態じゃない中で試合に出るのも難しいなと思いました」と振り返った。

　二刀流を継続する２年目に向けて「１年間あまり良い結果残せませんでしたけど、皆さんが予想している矢沢宏太より上回っていきたいなと思います」と意気込んでいた。

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