楽天の滝中瞭太投手（２８）が１６日、仙台市内の球団事務所で契約更改に臨み３００万円減の２３００万円でサイン。「今季はふがいない結果で終わった」と振り返り、球団からは「来シーズンは規定投球回を投げ切れるようにイニングを食えるピッチャーになって欲しい」と声をかけられたと明かした。

　プロ４年目の今季は開幕ローテに食い込み、開幕２戦目となる４月１日の日本ハム戦（エスコン）を託された。５月１４日の西武戦（ベルーナＤ）では９回１死まで無安打に抑え、ノーヒットノーランまであと２人の好投を見せたが、以降は白星を挙げられず６月２２日に登録を抹消。８登板で２勝４敗、防御率３・８３で「あの試合（西武戦）だけだった。先発としてイニングをしっかり投げて、１勝でも勝利に貢献できるピッチャーになりたい」と決意を示した。

　オフには直球の精度向上を求めて鍛え直す予定。「困った時はストレートが多くなる。そこで勝負できるストレートは必ず必要になってくる」と目標を定めた。（金額は推定）

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