オリックスが広島から国内ＦＡ権を行使した西川龍馬外野手（２８）に対し、速攻で交渉に乗り出す可能性が１５日、高くなった。この日、ＦＡ宣言選手として公示。交渉解禁となる１６日にも４年契約をベースとした条件を提示する見込みだ。具体名こそ触れなかったが、福良ＧＭは「色々な可能性を含めて調査を継続し、今後検討していきたいと思っています」と説明した。

　同じく獲得調査を進めてきたソフトバンクが野手補強は西武・山川に一本化しており、現時点でオリックスが移籍先の最有力となっている。西川は今季セ・リーグ２位の打率３割５厘をマークし、パ球団でのプレーを希望している。地元・大阪出身で、敦賀気比では昨季まで主砲だったＲソックス・吉田正の１年後輩という縁もある。リーグ４連覇と日本一奪回に向け、昨年の森に続き、２年連続のＦＡ補強に乗り出す。

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