ドラフト会議で西武から３位で指名された横浜・杉山遙希投手が９日、横浜市内の同校で潮崎哲也編成グループディレクター、竹下潤育成アマチュア担当から指名あいさつを受けた。

　松井稼頭央監督の直筆サイン色紙を贈られた杉山は「改めてドラフト当日の興奮がよみがえってきました」と感激を新たにしていた。同校からは松坂大輔、涌井秀章といった球界を代表する投手が西武にドラフト１位で指名されている。「ライオンズは横浜高校の先輩である松坂大輔さんや涌井秀章さんが活躍されていましたので、とても思い入れのあるチームです」と言葉を強めた。

　名門の同校で１年夏からエースナンバーを背負い、夏の甲子園に２度出場。今夏は神奈川県大会決勝で全国制覇を果たした慶応に敗れたが、高校でもトップクラスの左腕だ。担当の竹下スカウトは「ストレートのキレがあり、変化球の精度も高い本格派左腕です」と評価する。杉山も「自分のアピールポイントはストレートですので、さらに磨きをかけてプロの舞台に臨みたいです」と夢のステージへ思いをはせた。

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