【ソフトバンク】巨人にトレード移籍の泉圭輔はG党&上原浩治ファン 憧れのユニホームに「すごく楽しみ」

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2023.11.6(月) 11:08

巨人への移籍が決まり、スーツ姿で球場に現れたソフトバンク・高橋礼(左)と泉圭輔

 ソフトバンクは6日、高橋礼投手、泉圭輔投手と巨人のアダム・ウォーカー外野手の交換トレードが成立したことを発表した。

 150キロ台中盤の快速球を操る泉は1年目から昨年までの4年間で主にリリーフとして115登板。今季は1軍で3登板に終わったが、2軍ではウエスタン最多の46登板とタフネスぶりを示した。昨年10月2日のシーズン最終戦。引き分け以上で優勝が決まるというロッテ戦(ZOZO)で2点リードの6回に痛恨の逆転3ランを浴びた。試合後から誹謗(ひぼう)中傷は一向に止まらず、恐怖で約1週間、一歩も外出できなかった。しかし、その経験が泉を強くした。

 この日高橋礼とともに福岡・筑後市内の球団ファーム施設で行われている投手秋季キャンプにスーツ姿で現れ、朝の円陣でそれぞれ選手、関係者にあいさつを行った。その後取材に応じた泉の主な一問一答は以下の通り。

―ホークスへの思い

「5年前、ドラフト6位で獲得していただいて。そこから初勝利も1年目にすぐ経験できましたし、2年目はずっと1軍でやらせてもらって。大事な試合を任せてもらったり、信頼してもらって使ってもらったことがたくさんあったので。球団には本当感謝しかないですし、自分のプロ野球生活をホークスでスタートできたのは本当に良かったなと思います」

―巨人の印象は

「ホークスに在籍しながらですけど、個人的にずっとジャイアンツファンだったので。その話を聞いた時は最初は驚きもありましたけど、ジャイアンツの歴史と伝統あるユニホームを着られるというのは個人的には喜ばしいことだなと思いました」

―憧れていた選手は

「上原さんとか個人的にすごく好きでした」

―阿部監督の印象

「僕が小さい時に見ていた選手で、日本を代表する選手だったので。それこそ阿部監督だけじゃないですけど、首脳陣の方々の名前を見ても自分が小学生、中学生ぐらいの時に見ていた選手たちが首脳陣としていられるので。すごく楽しみな気持ちが大きいです」

―トレードを機に飛躍できるチャンス

「去年の10月2日に打たれて、そこが自分で大きな分岐点かなと思って、でも今年ダメで。ダメだったなと思ってたら、またトレードで大きな分岐点というか。逆にこれはチャンスだと思うんで。巡ってきたチャンスを逃さないためにも、今年失敗したことを生かしてジャイアンツでやっていきたいなと思います」

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