オリックス・杉本裕太郎外野手（３２）が左足首を手術することが５日、分かった。ＣＳ最終Ｓ第４戦のロッテ戦（１０月２１日・京セラＤ）で負傷し、実際は即手術が必要なほどの症状だったもようだ。

　杉本は負傷後も１軍に同行し、阪神と戦った２日の日本Ｓ第５戦（甲子園）に強行で初出場初先発。「トレーナーさんもずっと治療をしてくれた。覚悟を決めてやるだけ」と語り、人知れず痛みと戦っていた。４日の第６戦（京セラＤ）では初安打となる二塁打。近日中に手術を受ける見込みで、来季の開幕には十分に間に合う見通しだ。

　一昨年に３２本塁打でタイトルを獲得。今年のＣＳ最終Ｓでは１４打数６安打３打点と勝負強さを発揮し、２年ぶり２度目のＭＶＰにも輝いた。３年ぶりのキング奪還と規定打席到達に向け、強くなった姿でラオウが戻って来る。

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