【オリックス】ああ9回ワゲスパック…四球→暴投→暴投→申告敬遠→申告敬遠→サヨナラ被打…2勝2敗タイ

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2023.11.1(水) 22:12

9回1死満塁、大山悠輔にサヨナラとなる左前適時打を浴び、肩を落として引き上げるワゲスパック(カメラ・渡辺 了文)

◆SMBC日本シリーズ2023第4戦 阪神4×―3オリックス(1日・甲子園)

 オリックスがサヨナラ負けを喫し、対戦成績は2勝2敗のタイとなった。

 3―3の9回に6番手・ワゲスパックが登板。先頭の糸原は見逃し三振に仕留めたが、近本に四球を与えると、中野の打席で連続暴投で1死三塁のピンチを招いた。打席の中野、森下を申告敬遠で歩かせ、満塁策を取ったが、4番・大山に左前へサヨナラ打を浴びた。

 先発・山崎福は5回0/3を6安打3失点(自責2)と役割を果たせず。登板前に「1、2番を出したくない」と警戒を強めていたが、阪神の1番・近本に2回2死一、二塁で適時打を浴びるなど3安打を献上。5回無死一塁では、投前犠打を悪送球で降板し「申し訳ないですし、悔しい」と下を向いた。

 打線は1点ビハインドの2回、先頭の頓宮がプロ5年目で初となる三塁打。1死三塁から紅林の右前打で同点。2点差の7回には、1死二、三塁から宗がフルカウントから中前2点打で追いついた。8回1死一、三塁で小田に代わり左打者のTー岡田を代打起用。しかし、阪神が投手を右の石井から左の島本に変更したのを見るや、指揮官は“代打の代打”で右打者の安達を起用。しかし、ベテランは三ゴロ。続く、中川圭も二飛に倒れ、好機を生かせなかった。

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