日本S第2戦はオリックスが大勝 先発抜擢の廣岡らが快音、宮城2年連続白星

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2023.10.29(日) 21:45

日本シリーズ第2戦で好投したオリックス先発・宮城 (C)Kyodo News

SMBC日本シリーズ2023第2戦
○ オリックス 8 - 0 阪神 ●
<10月29日・京セラD大阪>

 関西ダービーとなった日本シリーズ第2戦はオリックスが大勝。対戦成績を1勝1敗の五分に戻し、舞台を敵地・甲子園に移す第3戦を迎えることになった。

 オリックスは零敗の第1戦からスタメン野手を3人変更。打順も5番・頓宮以外の8人がシャッフルされた。その組み替えた打線が機能。3回は今シリーズ初スタメンの9番・廣岡がチーム初安打を放ったあと、二死二塁でこちらも初スタメンの2番・西野が、右中間を深々と破る適時三塁打を放ち先制した。

 4回は二死から一、二塁の好機を作り、8番・野口の中前適時打で2点目。さらに、続く廣岡、1番・中川圭も連続適時打で4-0とリードを広げ、古巣相手の先発となった阪神・西勇をこの回途中でノックアウトした。

 7回は二死満塁で登場した代打・ゴンザレスが、左中間フェンス直撃の適時二塁打を放ちダメ押しの3点を追加。第1戦で計2安打と沈黙した打線が、この日は計12安打8得点と見事に息を吹き返した。

 投げては第2戦先発を託された宮城が、6回4安打無失点の好投。緩急自在の投球で前夜13安打8得点の阪神打線を封じ込めた。宮城はヤクルト相手に5回無失点と好投した昨年の日本シリーズ第7戦(神宮)に続き、2年連続となる日本シリーズ白星。7回以降は宇田川、山﨑颯、小木田が1イニングずつゼロを刻み、大勝を完封リレーで締めた。

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