オリックス・宮城”由伸ショック”振り払う好投 6回0封で日本S通算2勝目の権利

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2023.10.29(日) 20:44

日本シリーズ第2戦で好投したオリックス先発・宮城 (C)Kyodo News

◆ 3年連続2ケタ勝利&規定投球回クリアの22歳

 オリックスの宮城大弥投手(22)が29日、阪神との「SMBC日本シリーズ2023」の第2戦(京セラD大阪)に先発登板。6回4安打無失点と好投し、日本シリーズ2年連続白星の権利を持って降板した。

 3年連続2ケタ勝利&規定投球回クリアを達成したレギュラーシーズン同様、緩急自在の投球で前夜13安打8得点をマークした阪神打線を翻弄。1点リードの4回は二死一、二塁のピンチを招いたが、6番・ノイジーを空振り三振に仕留め渾身のガッツポーズを見せた。

 4点リードになった5回は再びテンポ良く3者凡退で終え勝利投手の権利をゲット。6回はこの試合初めての四球を与えたが、後続を退けゼロを刻んだ。

 宮城は6回104球、4安打無失点、5奪三振1四球の内容で降板。5回無失点で日本シリーズ初白星を手にした昨年のヤクルトとの第7戦(神宮)に続き、これで日本シリーズは11イニング連続無失点となった。

 前夜の第1戦はエース・山本が7失点KOされ0-8で敗れたが、本拠地での連敗は避けたい第2戦で背番号13が貫禄の6回無失点。攻撃陣は組み替えた打線が4回までに4点を奪い、中嶋監督は4点リードの7回から継投策に入った。

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