【オリックス】日本S球団ワースト2安打完封負け “ナカジマジック”不発黒星発進も「切り替えやすい」
スポーツ報知
- ニュース
2023.10.29(日) 05:15
◆SMBC日本シリーズ2023第1戦 オリックス0―8阪神(28日・京セラドーム大阪)
“ナカジマジック”が不発に終わり、日本Sの球団ワースト2安打で完封負けを喫した。今季わずか12試合出場の2年目・池田を「1番・左翼」でサプライズ起用したが、4タコ。7点を追う6回無死一塁では二ゴロ併殺に倒れた。中嶋監督も「それは期待してますよ、誰でも」と唇をかんだ。
池田は打率3割1厘でウエスタン首位打者。1軍12試合のうち、5試合で1番に抜てきされ、指揮官も期待を寄せる有望株だ。主砲の杉本が左足首負傷で左翼のレギュラー不在の中、シーズン135通りのオーダーを組んだ名将が託したが…。9月16日の楽天戦(京セラD)の出場を最後に2軍調整が続き、CSメンバーからも外れていた20歳の若武者は「思い切っていったけど、結果がついてこなかった」と悔しがった。
9月中旬に左足甲を疲労骨折した頓宮、左手首を痛めて21日のCS最終S第4戦を欠場した紅林も“強行スタメン”だった。しかし、ともに快音響かず。中嶋監督が27日の会見で「あんまり打たないと思います」と口にしていたことが現実となり、試合後は「切り替えやすいのかもしれない」と受け止めた。(小松 真也)
関連ニュース
・【オリックス】宮城大弥、タイ懸けて第2戦先発 阪神戦は通算0勝2敗も「そこまで悪いイメージではない」
・【オリックス】中嶋聡監督「切り替えやすいのかもしれない」山本由伸の乱調で0―8大敗も前向き
・【オリックス】痛恨0―8大敗…山本由伸が7失点&CS未出場・池田陵真を抜てきのナカジマジックも不発
・【オリックス】まさか…山本由伸が自己最悪タイ7失点KO 6回途中10安打
・【オリックス】森友哉、天井直撃“珍二塁打”がチーム初安打 中嶋聡監督は本塁打アピールも実らず