【ドラフト】ソフトバンク6位の東日本国際大エース右腕・大山凌投手…野球人生の一番の思い出は父との特訓

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2023.10.27(金) 03:00

ソフトバンクから6位指名された東日本国際大・大山凌(中央)は父・栄幸さん(左)と妹・葵さんとともに笑顔(カメラ・山崎 賢人)

◆2023年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD(26日)

 ソフトバンクは6位指名で最速153キロの直球を投じる東日本国際大のエース右腕・大山凌投手(4年)の交渉権を獲得した。

 部室で家族や監督らとともにドラフトを見守っていた東日本国際大の大山凌投手(4年)。他球団が続々と指名を終了していたなかで、ソフトバンクから6位指名を受けると「心臓が飛び出そうで、ホっとした」と安ど。「スタートラインに立ったばかりなので、努力してはい上がっていきたい」と活躍を誓った。

 野球をしてきたなかで、一番の思い出は父・栄幸(たかゆき)さんとの特訓。小2から野球を始め、中学卒業までは学校から帰ると自宅の庭で即練習。「夜の9~10時ごろまでぶっ通しでやっていた。楽しい思い出ではないですけど、その時があったからここまで来られた」。目に涙を浮かべながら父親に感謝した。

 最速153キロの直球を武器にする右腕はプロの舞台で「1軍で長く勝ち続ける投手になりたい」ときっぱり。入団までには「一番の課題であるフィジカルを鍛えたい」。見本としてきた斉藤和巳4軍監督を目標に、ソフトバンクのエースを目指す。(山崎 賢人)

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