オリックス、1位から4位まで高校生を指名 真中満氏「いかにも余裕がある考えたドラフトだった」

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2023.10.27(金) 06:44

上田西・横山聖哉 [写真提供・プロアマ野球研究所]

◆ ドラ1には高校生ナンバーワン遊撃手

 26日に行われた『2023年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD』。オリックスはドラフト1位で、上田西高の横山聖哉内野手(17)の交渉権を獲得した。

 上田は走・攻・守、三拍子そろった右投げ左打ちの内野手。高校通算30本塁打の打撃に加え、投手としても最速149キロをマークするなど身体能力の高さが魅力だ。今夏に出場した甲子園でも活躍。プロでは内野手一本での大成を目指す。

 また2位には聖カタリナ高の河内康介、3位に享栄高の東松快征、4位に報徳学園高の堀柊那と上位4名を高校生指名する、“育てて勝つ”チーム方針が明確に出たドラフトとなった。


 26日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の真中満氏は、オリックスのドラフト指名について「いかにも余裕があると言いますか、考えたドラフトだったなと思いました」と話を切り出すと、続けて「上位で取れる選手はしっかりと取って、下位では社会人の即戦力選手を取る。3連覇しているだけあって、ドラフトもなんかスムーズに進んでいるなという印象ですね」とコメント。

 また1位で獲得した横山聖哉内野手について真中氏は「守備が良いという評判を聞いてます。オリックスの強さはサードの宗や、ショートの紅林など守備力にあると思います。そのなかで、打って守れる横山を獲得しましたね。まずはショートでレギュラーを目指すと思いますけど、サードやセカンドを守ったりと今のレギュラー陣を脅かす存在になって欲しいですね」と高校生ナンバーワン遊撃手との呼び声の高い横山に期待を込めた。


 オリックスは2019年・宮城大弥、2020年・山下舜平大、2021年・椋木蓮、2022年・曽谷龍平と、直近4年は投手を1位で獲得していたが、野手のドラ1は2018年の太田椋以来、5年ぶり。高校世代屈指の野手を見事に一本釣りで獲得となった。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』

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