【ドラフト】函館大有斗186センチ左腕・川下将勲、西武育成3位指名「直球で三振を取れる選手に…」

スポーツ報知

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2023.10.26(木) 22:19

西武育成3位に指名された函館大有斗・川下将勲(中央)

◆2023年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD(26日)

 函館大有斗の川下将勲投手(18)が西武から育成3位指名を受けた。26日、函館市内の同校で記者会見を行い、「今日はずっとドキドキしていた。指名されてホッとした。有斗に入ってなければここまで来られなかった。母親や監督、仲間に感謝したい」と喜びを口にした。

 ドラフト会議が始まってから約2時間がたった午後8時1分。ネット動画で指名されたことを確認すると、口元を緩め、会見に同席した片口伸之監督(43)と握手を交わした。

 川下は186センチの長身のサウスポーで、今年に入って目覚ましい成長を遂げ、最速142キロをマークし、6球団から調査書が届いた。今夏の南北海道大会では力投むなしく、8強で涙をのんだものの、次なるステージへ闘志を燃やしていた。

 育成での指名だったが、「順位はあまり気にしていない」と語り、西武の投手陣については詳しくないものの、「バッティングで勝っているチーム。選ばれたからには自分も胸を張って頑張っていく」と意気込みを明かした。

 女手一つで育ててくれた母・美智子さん(50)のためにも吉報を待っていた。指名後すぐに会見に臨んだため、母とは連絡は取っていなかったが、「今朝、母から『指名されればいいね』と送り出された。自分は食事面などでわがままなので、母への感謝の気持ちはあります」としみじみ語った。

 恩師も祝福の言葉とエールを贈った。昨春から指導してきた片口監督は「去年の夏の時点ではドラフトをかかるような選手ではなかった。これは泣きながら練習してきた努力の結果で、指名されたことに敬意を表したい」と話した。プロを志望するにあたり、2人で何度も話し合いを重ねた。「本人の(プロ志望の)意志が固かった。厳しい環境でやっていく覚悟を感じたので、進路は本人に任せた。伸びしろもある。2年生から3年生の間でここまで自分を成長させたように、これから死に物狂いで練習すれば活躍できると思う」と背中を押した。

 古豪らしく、同校は過去に佐藤義則、盛田幸妃ら名投手を輩出した。川下で93年のダイエー5位の沢田剛氏以来、30年ぶり4人目のドラフト指名となった。指名後、遅くまで待っていた野球部の仲間たちに胴上げをされ、写真撮影では西武の帽子を照れくさそうにかぶった。

 部活を引退後は1日おきのウエートトレーニングや投球で自己鍛錬を図っている。プロ入り後は先発を希望しており、「監督の期待に応えたい。体を大きくして、球速をさらに伸ばし、いずれは直球で三振を取れる投手になりたい」と、まずは支配下登録を目指していく。

 ◆川下 将勲(かわしも・まさひろ)2005年4月3日、函館市出身。函館南本通小4年時に千代田ビクトリーズで野球を始める。本通中では軟式野球部でプレー。函館大有斗高では1年秋からベンチ入りし、3年春から背番号1。186センチ、72キロ。左投左打。家族は母、姉。

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