【楽天】育成・清宮虎多朗が支配下入りへアピール 155キロ…フェニックスリーグ韓国選抜戦で1回1安打無失点
スポーツ報知
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2023.10.22(日) 07:09
◇みやざきフェニックスリーグ(21日・SOKKEN)韓国選抜3-2楽天
楽天の育成・清宮虎多朗投手(22)が21日、来季中の支配下登録への決意を示した。5年目の今季はイースタンで39試合に登板し2勝2敗、22セーブ、防御率4・00でセーブ王のタイトルを獲得。最速159キロを誇る魅惑の右腕は「今年は1軍に行けなかった。6年目になるので結果を出さないといけない。危機感もある。やらないと、という気持ちを持ちながら(練習に)取り組んでいきたい」と表情を引き締めた。
この日のフェニックス・リーグ韓国選抜戦(SOKKEN)では8回に登板。最速155キロをマークするなど1回1安打無失点の力投。「自分の課題は変化球。スライダーで空振りも取れた」と一定の手応えを口にした。三木2軍監督は「(プロに)入って来た時はまだまだ線が細かった。だけど努力家だからしっかりトレーニングも体づくりもしてしっかりしてきた。それと一緒に球速が上がってきた。課題としては制球力と1軍の打者に通用する変化球の質」と指摘。オフに弟子入りした安楽とのトレーニングの効果もあり、肉体改造に成功し球速も一気に上がった。現在は130キロ台のスライダーと140キロ台中盤のフォークを軸にしており、ウィニングショットの上達と好不調の波を少なくできるかが支配下登録へのカギとなりそうだ。
三木2軍監督は「1軍で戦力になる可能性、チャンスが出てくるところまで来た」と明言した上で「ただ、ここからが難しい」とも付け加えた。粗削りの“ダイヤの原石”。己に磨きをかけて来季こそ2ケタ背番号を勝ち取る。
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