ロッテ、ファイナルステージ敗退…15.5差のオリックスに力負け、下剋上ならず

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2023.10.21(土) 20:47

戦況を見つめる吉井監督(中央)らロッテ首脳陣 (C)Kyodo News

CSファイナルステージ第4戦
○ オリックス 3 - 2 ロッテ ●
<10月21日・京セラD大阪>

「2023 パーソル クライマックス・シリーズ パ」のファイナルステージ第4戦はオリックスが勝利。アドバンテージを含めた対戦成績を4勝1敗とし、3年連続の日本シリーズ進出を決めた。ロッテは下剋上とはならずファイナルステージで敗退。2023年シーズンが幕を閉じた。

 右肘炎症からの復帰登板となった先発・種市は初回、一死から2番・西野に四球を与え、続く森に先制の2ラン被弾。内角高めの直球を右翼席へ叩き込まれた。ぶっつけ本番となった右腕は、3回54球、2安打2失点、4奪三振1四球の内容で降板。吉井監督は4回から継投を選択し、6回は2イニング目となった3番手・森が1点を失った。

 反撃したい打線は、レギュラーシーズンで3敗(0勝)を喫していたオリックス先発・宮城にこの日も苦戦。6回は無死二塁の好機を生かせずゼロ行進が続いた。3点を追う8回、9番・藤原が右越えソロを放つと、2点を追う9回は4番・ポランコが右越えソロを放ち1点差。しかし、反撃はこの2点に終わり、レギュラーシーズンで15.5ゲーム差をつけられたリーグ王者・オリックスに力負けした。

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