オリックスは１４日、京セラドーム大阪で１８日からのＣＳ最終ステージへ全体練習を行った。６イニング制の紅白戦では、先発要員の東と山崎福がともに２回を無失点。リーグ２位タイの１１勝を挙げた山崎福は緩急を生かした投球を見せ「球は操れていた。そこは一番大事なことなので。体はまだもう少しなので、本番に向けて出力を上げていきたい」と前を向いた。

　シーズン最終盤に体調不良で離脱した宮城も、紅白戦後のライブＢＰ（実戦形式の打撃練習）に登板。宗や頓宮を相手に計３０球を投げ、安打性２本にとどめた。左足甲の疲労骨折から復帰を目指す頓宮は、紅白戦に打撃のみで出場。東と山岡から安打を放った。現時点で守備や走塁面は厳しいが、パ首位打者の打撃は脅威。「フォーム的にはいいかなと思います。投手の生きた球を見られたし（試合に）出られれば頑張ります」と頼もしかった。

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