西武の秋季練習が１２日、ベルーナドームでスタートした。練習開始前、松井稼頭央監督がコーチ、スタッフ、選手を前に訓示。「いよいよきょうから秋の練習として来季に向けてスタートします。個の力を伸ばすという意味でもしっかり担当コーチと面談して来季に向けてどういうふうにしたかということを自分たちもしっかり考えておいてね。考えていると思うけど」と切り出した。

　２９日までの秋季練習、１１月１日から１９日まで高知・春野、カーミニークで行われる練習は投手と野手に分けて行う方針。「そこに向けて当然、個の力とチームとしてのやるべきことというのも野手にはみっちりやってもらいます。この練習と高知に行ってのキャンプ、覚悟しといてください。その中で当然秋だからってけがしたらアカンからね。来季にも響くし。この悔しさを来季に晴らせるように。みんなでいい秋のキャンプ、秋の練習、実りのある練習ができるように、元気よくきょうからまた頑張っていきましょう。よろしくお願いします」とあいさつ。今季５位からの巻き返しへ向けて新たなスタートを切った。

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