【西武】山川穂高は不出場…フェニックス・リーグ初戦にベンチ入りも
スポーツ報知
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2023.10.10(火) 15:34
「みやざきフェニックス・リーグ」の西武―四国アイランドリーグplus選抜戦が10日・日南市の南郷スタジアムで行われ、西武・山川穂高内野手はベンチ入りしたが出場しなかった。
山川は試合前のシートノックでは三塁の守備位置につき、試合中はベンチで大声を出して選手を鼓舞。「久々でしたし投手の球、試合の感じ、スピード感みたいのもあるので、そこは見られてよかったですし、僕が年上なので、僕と山野辺で声を出して若い人が乗っかりやすい雰囲気になってくれればいいかなと思いました」と笑みを浮かべた。
試合には出なかったが、その分しっかりと振り込んだ。試合中には室内練習場でマシンに向かい、試合後の個別練習ではフリー打撃、ロングティー。現役時代に最多勝2度、沢村賞を1度を受賞した西口2軍監督の投げる球を打ち込んだ。「西口さんには何度か投げてもらったことがあるので、球がきれいなのですごく打ちやすいです」と満足そうに振り返った。
同リーグの西武戦は今後、30日まであと16試合を予定。山川は「僕は最後までお願いします」と全戦への帯同を希望している。11日は巨人戦(南郷)が予定されているが「みんなが期待しているようなものは正直厳しいと思いますので、結果うんぬんではなく本当にシンプルに、1球1球一つ一つのプレーを大切に。野球ができるのはうれしいと喜べるようにするだけです」と表情を引き締めた。
山川は強制性交の容疑で書類送検されて嫌疑不十分で不起訴となり、無期限の公式試合出場停止処分を受けているが、公式試合ではない同リーグは処分の対象外。出場すれば、5月11日のロッテ戦(ベルーナドーム)以来152日ぶりの実戦復帰となっていた。
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