【西武】山川穂高がみやざきフェニックス・リーグ参加決定で会見 「僕の至らなさが全ての原因。申し訳ないです」と謝罪
スポーツ報知
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2023.10.5(木) 14:08
無期限の公式試合出場停止処分を受けている西武・山川穂高内野手が5日、本拠のベルーナDで会見した。
ファーム練習に参加後、胸に「L」マークの入った練習着で会見に臨んだ山川は同日、「みやざきフェニックス・リーグ」(9~30日)への参加が発表されたことで、会見の開催を球団に申し入れた。
冒頭で「僕の口からしっかり謝罪を言いたいと思います。今回、私の私生活の至らなさが原因で、ファンの皆様、球団関係全ての皆様に多大なる迷惑をかけてしまい、本当に心からお詫びしたいと思います。本当にすみません」と頭を深く下げた。
続けて「チームの戦力になれなかったことも本当に悔やんでも悔やみきれない気持ちです。妻と娘にもたくさん迷惑をかけてしまって、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。これから、プロ野球選手としても、一人の父親としても、自覚を持ってもう一度、信頼、そして応援されるような選手になっていきたいと思っています。このたびは本当に申し訳ございませんでした」と目を赤くしながら、謝罪した。
「文春オンライン」が5月11日、山川が昨年11月、当時20代の知人女性に対して都内のホテルで性的な暴行を加えたとして被害届が出されていると報道。球団は12日に「総合的に判断してコンディション的に抹消」との理由で山川の出場選手登録を抹消。同月23日に強制性交容疑で警視庁麻布署に書類送検されたが、8月29日に不起訴となった。球団は9月4日、無期限の公式試合出場停止処分を科した。
実戦復帰は5か月ぶりとなるが、謹慎期間中は現役引退を考えたことが「正直、ありました」と吐露。周囲の激励もあって、その思いを打ち消したという。「僕はそれでもやっぱり野球をやりたいという気持ちもあるので、全ての意見を真摯(しんし)に受け止めながら、僕は一つ一つ目の前のプレーに全力で取り組んでいくという気持ちです」と言葉を絞り出した。
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