【オリックス】日米通算250セーブ達成の平野佳寿「セーブ数よりも試合数が一番」代表会見一問一答〈2〉

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2023.10.2(月) 22:23

日米通算250セーブを達成した平野佳寿(カメラ・義村 治子)

◆パ・リーグ オリックス3―0日本ハム(2日・京セラドーム大阪)

 オリックス・平野佳寿投手が3点リードの9回から3番手でマウンドに上がり、今季29セーブ目。日米通算250セーブに到達した。以下、試合後の代表インタビューの一問一答「後編」。

―米国生活を振り返って

「アメリカ行ったら球が速くなると聞いていたんですけど、全然速くならなかったんで。僕は逆にフォークボールの大切さ、精度を身につけて。でもこっち帰って来たら対戦打者が全然タイミング違いました…。フォークボールでストライク取ったり、空振り取ったりを見つけたというか。米国では僕がフォークいいと思ったら、(捕手は)フォークボールしか出してこなかったんで。配球とか全然関係なかったんで。勝手に身についたというのもあるかもしれないですけど、それは向こうにいって良かったと思います」

―オリックス復帰後、3年連続28セーブ以上。この要因は

「これは本当にもう中嶋監督、ピッチングコーチの方のおかげだと思いますね。無理をさせないというところで、ズバッと言ってくれますし。『やめておこう今日は』と。自分の中では行きたい気持ちもあるところを我慢して。そういうふうな決断をスパッとやって下さるんで。気持ちも切り替えてできるんで。おじさんなんで大事に使ってくれたと思いますけど、それには感謝しています」

―マウンド上がってからの気持ちの余裕や考え方は

「いやでもそこはあまり変わらないですけど、ちょっとした経験もあるんで。ちょっとは落ち着いて、走者出ても焦らずに色々周り見てできるようになったんじゃないかなと思います」

ーチームの3連覇に大きく貢献

「すごいやってやったという感じではないですけど。昔の方が70、60試合投げられていたんで。ここ3年間は40試合台しか投げられていないし。正直、僕の中でセーブ数もうれしいですけど、試合数が一番だと思っていますし、それはずっと変わらないですし。そこの部分は悔しい部分があるんで。この3年間、途中でケガして抜けることも多々ありましたし、そこはまだまだだなと思います。ちょっとは手伝えたかなと思うぐらいです」

―この数字で名球会入りの資格を満たした

「うーん、想像もしていなかったので。ましてやプロ入った時は先発でいっていたから。抑えでは想像していなかった。今まで支えてくれた監督、コーチ、スタッフの皆さん、選手のみんなのおかげだと思いますし、家族もそうですし、応援してくれるファンもみんなに感謝して、その支えがなかったら達成できなかったと思いますし、本当にありがとうございました」

―次の目標は

「日本一しかないので。やっぱり今日250セーブ取りましたけど、そのうれしさもありますけど、日本一になった時のうれしさもすごい良かったし、もうこれは何回やってもいいものだと思います。これからもっともっとこのチームは強くなっていくと思うし、強くなっていかないといけないと思うし、それに少しでも貢献できたらと思いますし、まずはCS突破して、日本一になれるように。そこが目標です」

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