田嶋大樹 [写真＝北野正樹]

● オリックス 4 － 5 楽天 ○
＜24回戦・京セラD大阪＞

　オリックスは楽天相手に2連敗。先発の田嶋は6回6安打4失点（自責点1）で今季4敗目（6勝）を喫し、楽天戦の黒星は2020年10月22日以来、実に3年ぶりとなった。

　田嶋は初回、先頭の小深田に右翼フェンス直撃の三塁打を浴びると、3番・島内に中犠飛を許し先制点を献上。3回は三塁・宗の失策からピンチを招き、再び島内に中前適時打を浴び2点目を失った。

　4回は2四球などで一死一、二塁のピンチを招き、8番・小郷に許したゴロは二塁正面。しかし、これを宜保がファンブルすると、さらに一塁へ悪送球。宜保のダブルエラーの間に3点目を失い、その後も小深田に不運な適時内野安打を許し計4失点となった。

　打線は楽天先発・岸に対し、チャンスは作るものの6回まで無得点。それでも4点を追う7回、相手救援陣に4安打を浴びせ一気に1点差にまで迫った。

　しかし、9回表に4番手の近藤が1点を失い再び2点ビハインド。その裏、4番・セデーニョの9号ソロで再び1点差に迫ったが、反撃及ばず2連敗となった。